質問していいかどうかって迷うよなーっていう話

先輩方や同級生がゼミの発表をしていて、わからないことが多々あります。 うちのゼミだと、簡単な質問だし聞いていいのかなぁと思ったり、あとでググればいいかぁ とか そもそも全然わからない みたいな感じで特に質問しない人が体感多い気がします。僕もよくやります。 ただ、質問がない発表は悲しくて、つまり誰もわかっていない or アドバイスができないみたいな感じだと思われます。 それだとちょっと寂しいので、僕が考えていることを共有して、色々な場で少しでも何か質問する人が増えれば良いなぁと思います。

なぜ質問がこないのか

さっきも書きましたが大体はこんな感じかな。

  • 基礎的な質問すぎて調べたらわかりそう
  • 相手が何を言っていたかわからない
  • 簡単な質問過ぎて相手の時間を奪ってしまいそう
  • わからないことが多すぎて全部聞くと時間が消えそう

人に聞いたわけではないので想像と僕の経験からこうなりましたが、このくらいの理由かなぁと思います。 では、これに対する私の意見をつらつらと書いていきます。

基礎的な質問すぎて調べたらわかりそう

これに関しては、後々自分が絶対に調べるなら聞かなくてもいいのかなぁと思います。 放置して忘れちゃったり、結局めんどくさくて調べないなら聞いたほうが良いと思います。

相手が何を言っていたかわからない

あるあるですね。まあ単純に聞き返しちゃっていいのかなぁと思います。 どこどこの部分がちょっとわからなかったんですけど、もう一回説明してもらえますか? みたいな感じで。 というのも、自分がわからなければ他にもわからない人がいるはず という考え方をすると、君が詳しく聞くことで助かる他の人がいるということです。 あとは、発表している本人が説明する中で、自分の論理の矛盾に気づいたりすることも多々あるので、気になる点は聞き返したほうが良いと思います。

簡単な質問過ぎて相手の時間を奪ってしまいそう

別に奪っていいのでは?(過激派) ある程度は甘えて良いと思います。 ある種の助け合いみたいなもので、自分が甘えた分は誰かために使うと良いかもしれません。

わからないことが多すぎて全部聞くと時間が消えそう

わからないことの1つだけ聞いてみると良いかもしれません。今週は1つ、来週も1つ聞くと、どんどん知識が付いて少しずつ話を理解できるようになるのかなぁと思います。

ちょっと難しい話をします

まず、人に質問をするということは、相手の時間を奪って自分の知にするという行為であると僕は考えます。 もちろん、相手自身がためになるときもあると思いますが、基本的には相手からの説明を受けるような形になるのかなと思います。

ここで、発表者側は数時間かけて発表し質問に答えているので、ある意味、質問者側は発表者側の知の高速道路に乗っていると考えることができます。 そのため、自分で0から学習するよりも早く知識を身につけることができるのです。

ここからの話に関しては私の scrapbox を読んでほしいのですが、まとめると 知の高速道路は乗りっぱなしはだめで、何かしら対価を払う必要があるというのが私の主張です。

知の高速道路とは - issei-ie-public

なので、知の高速道路に乗ったからには自分もどこかで高速道路を提供してほしいということですね。 例えば、"誰かが作った高速道路に乗って自分が作った高速道路に相手を乗せる" を繰り返していくとどうなると思いますか? お互いがお互いを高速道路に乗せることで、より少ない時間で知識を身につけることができると私は考えます。 なので、質問して高速道路に乗り、他の人を自分が作った高速道路に乗せるとより良いねーということが言いたいことです。

(また、高速道路に乗ったからといって必ずしもその場で返す必要はなく、返せるときに返しましょうというのが私の持論です。)

結論

誰も質問する人がいないくらいだったらどんどん質問しよう。

そして自分も質問されたら質問を返してより良い時間になると良いね。

(別に質問を返すことを強制はしないので余裕のあるときに自分ができる分だけ返しましょう)

おわり