A: 何か質問や感想はありますか?と聞いてみる。聞かれた側は発表本来の目的を達成したいなら答える
自分が発表者でも聴講者でもない場合というのが最近あります。 enPiTとか研究室紹介とか。 発表が終わったとき、司会者が"何か質問はありますか"というと大体無言な感じ。 それに対する私の考えは色々あって、今までは"発表に対して質問が無いということはその発表がつまらなかった、簡単だった、難しすぎた。"みたいな感じだと思っていました。 詳しくはこの記事で。
ただ、今日の帰り道にふと思ったのが、質問ってひねり出すのが難しいよなぁということです。 例えば、質問をするためには発表者の視点を理解する必要があると考えます。 つまり、経験の差的に質問することが難しい場合というのも出てくる。 あと個人間の知識量とか。
そこで考えついたのが、質問は無理だとしても感想を言うことができるということです。 例えば、声が大きくて聞こえやすかった、スライドの文字がいい感じとか。 あと週1とかで発表しているならば、前より〇〇が上手になってて良いとか。 感想は全く内容に関係無いけど、誰からも質問がないと発表の目的が達成されずその取り組み自体が形骸化すると思います。
そもそも発表というのは何らかの目的があるはずです。
例えば、あなたはプログラミングの課題レポートの発表会に参加しました。この発表会ではソースコードを見てあーだこーだ言い合う会です。
この発表会の目的はいくつか考えられますが、ぱっと思いついたやつを列挙します(それ以外にもある感じ)。
- 課題の答えがあっているかチェックする
- バグっぽいところを探してみる
- もっと早い書き方、読みやすい書き方を知る
この発表会で質問がないということは、どういったことになるでしょうか。
質問がない => 自分の視点以外で修正する箇所がわからない => 上記目的が達成できない
さらに、この発表会を週1で行った時に、目的が達成されないと何のために発表してるのかわからなくなりませんか? わからないまま慣習的に続けている状態が形骸化であると私は思います。 なので、その発表会を有意義にしたいのであれば目的を達成できるようなアプローチを取りましょう。ということでした。 その1つとして質問や感想を言うということがある、と考えています。
あ、ゼミとかも一緒ね。